作曲の初心者におすすめの本はコレ!音楽の質が劇的に変わる18冊

これは余談なのですが、あなたには、時間が経つことで自己認識が変わった経験ってありますか?

 

最近、自己認識が変わってきまして、「ぼくはどうやら仕事人間かもしれない」と思い始めた次第です。それまでも仕事ばかりしていた時期はあるのですが、それはどちらかというと「お金稼いでさっさと働くのやめよう」という感じでした。

 

現在は仕事そのものが好きです。人間関係が良好なのもあると思いますが、仕事が楽しくて仕方ないです。上司にも信頼されている感じがしますし、面白いです。

 

人間関係は大切ですね。信頼できる人と出会えるのは大切です。ぼくも誰かにとって信頼できる人でいようと思える出来事になりました^^

 

[voice icon=”https://fujitamasayuki.net/wp-content/uploads/2017/01/masayuki2017.png” name=”まさゆき” type=”l”]こんにちは、ふじたです^^[/voice]

 

今回の記事では、「作曲の初心者におすすめの本」のご紹介をします。

 

この情報を知っているか知っていないかで、「作曲に関わる質」が劇的に変わります。ぼくが作曲を始めたのは中学3年生(14、15歳)の頃ですが、その頃に知っておきたかった情報だからです。

 

音楽理論の基礎は、もうすでにほぼ確立されている理論になりますので、作曲をするならば、「なるべくはやく知って」「なるべくはやく取り組んで」自分のものにした方が良いです。

 

そこから先は好きなアーティストや作曲家を研究し、自分なりに楽曲を分析して、取り込んでいく作業になります。そのためにもまずは基礎理論をしっかりと学びましょう。

 

この記事を読むことで、「作曲をしたいのだけれど、なにを学んだら、なにから学んだらいいのだろうか?」という疑問は解消されます。

 

中学生の頃のぼくに、それを教えてくれる人はいませんでした。あなたは「なにから学んだらいいのだろう?」というところで何年も費やさないでください!あなたはその情報を知って、はやく取り組んでみてくださいね。

 

また、音楽に関わるならば、「基礎に立ち返る日」「他者の楽曲を研究する日」が必ずやってきます。

 

というのも、ぼく自身が気ままに独学で作曲をして、200曲くらい書いた頃、「なんか自分の曲ってつまんないなー」と思い始めたからです。作曲や編曲をしていると、なんとなくな癖がついてきて、マンネリしてくるんです。

 

マンネリを打破して、作曲を自由自在に楽しむ為にも、基礎はしっかりと学んでおいた方がたのしい!

 

もっともっと自分の想像を超えた曲を書いていきたい!と思い始めます。そう思い始めたら、必ず「基礎に立ち返りたい」「他者の楽曲をより研究したい」と思うようになります。

 

そんな風になっても、今回おすすめする本で基礎をしっかりと学んでいたら大丈夫です!楽曲の分析もスムーズに進みます。ですから、この情報を知って、あなたは遠回りしないで、近道を歩んでくださいね!

 

作曲の初心者よ!理論は大きくわけて2つあるんです!

 

作曲の理論は大きく分けて、2つあることをまずは認識してください。それは、

  1. ポピュラー理論
  2. 和声

この2つになります。

 

この2つ、どちらも大切です!大切な理由は、読んでいただけたらわかります。

 

それではさっそくこの2つについて詳しく説明しながら、おすすめの本(書籍)についても書いていきましょう。

 

作曲の初心者のための「ポピュラー理論」

作曲理論の「ポピュラー理論」とは?初心者向けに解説!

 

ぼくは中学3年生の頃からピアノやギターで作曲をしていますが、「ポピュラー理論」での作曲を行なっていました。なにも知識がなければ、あなたも作曲をしようと思った時に始めるのは「ポピュラー理論」による作曲になると思います。

 

例えば、こんなものをみたことはありませんか?

 

アンパンマンマーチ

 

これはアンパンマンのマーチの歌詞と一緒にコード譜を書いたものになります。この「G」とか「C」とかっていうのが、「コード」になります。

 

このようにギターを買ってギターの曲を弾こうと思った時、ギター関係の雑誌に書いてあるのはコード譜です。ウクレレとかもそうですし、バンドの楽曲などもコードが書いてあります。その「コード」という概念を使うのがポピュラー理論なんですね。

 

ポピュラー理論とはなにか、諸説あるかと思いますが簡潔に説明しますと、「ジャズから派生した音楽理論」という認識になります。

 

理由は、「ポピュラー理論」はコードネーム(C、Cm、CM7、Cdimなど)を使って作曲をしていきますが、そのコードネームを考えたのが、ジャズ音楽創始者の一人でもあるジェリー・ロール・モートン(1890-1941)と言われているからです。

ジェリー・ロール・モートン

 

ジェリー・ロール・モートンが1890年生まれの人ですから、彼が25歳の時に仮に「ポピュラー理論が始まった」としても、1915年の開始になります。現在は2017年ですから、ポピュラー理論の歴史は簡単に見積もっても100年前後になります。

 

作曲の初心者におすすめの本はコレ!音楽の質が劇的に変わる「ポピュラー理論」1冊

作曲基礎理論 ー専門学校のカリキュラムに基づいてー

作曲基礎理論~専門学校のカリキュラムに基づいて~

(画像をクリックすると販売サイトに飛びます。)

こちらの本をおすすめします。これは、ぼくの作曲の先生でもある井原先生が書かれている本になります。

 

DLsiteという同人サークルの販売サイトで販売されています。同人サークルのサイトというと、ちょっとえっちなものもありますので、そういうサイトで販売するとブランドの価値が下がるのでは?と思うかもしれませんが、先生ご本人も「ぼくもブランドの価値が下がるとおもうw」と言っていましたw

 

先生はインターネットにはあまり詳しくなく、得意でもないみたいなので、DLsiteでの販売となったらしいです。Amazonでの販売を先日進言したので、今後はAmazonでも展開されると思います。

 

本の中身としては、そんじょそこらの本に比べたらものすごく濃いものになります!先生は研究熱心な方なので、たくさんの本を読まれて研究されています。まずはこの本を一冊しっかり取り組んでみることをおすすめします。大幅にレベルアップします。

 

先生は職業作曲家として活動されていて、お金をもらって作曲をしている人です。職業作曲家になりたい方もおすすめです。

 

本の詳しい紹介については別記事に書きます。完成したこちらにリンクを貼る予定です。現在では簡単な紹介とさせてください。

 

作曲の初心者のための「和声」

作曲理論の「和声」とは?初心者向けに解説!

 

和声とは、「クラシック音楽」の音楽理論になります。

 

「クラシック音楽」は、これまた様々な解釈があり、ここでは簡潔に説明するためにすこし乱暴な解釈になってしまいますが、「バッハを紀元として紀元前・紀元後」という風に、「バッハ(1685ー1750)を基準にして考えるのが妥当である」と認識しています。

 

 

理由は、ポピュラー音楽でも「転調」という概念は今では一般的ですが、転調ができるように「平均律」というものを作り出したのがバッハだからです。そのため、バッハは「音楽の父」と呼ばれています。バッハがいなければ、今のポピュラー音楽はなかった可能性もあります。

 

「転調」とは、「平均律」とは、をもっと詳しく説明したいと思うのですが、それは本筋を外れてしまう説明になってしまうので、ここでは省略させていただきます。

 

ここで申し上げたいのは、クラシック音楽には歴史があり、すこし乱暴に解釈して平均律を開発したバッハを基準にクラシック音楽を考えても、332年の歴史がある、ということです。

 

ポピュラー理論は100年前後ですから、単純計算で3倍の歴史になります。

 

ポピュラー音楽には「コード」という概念がありましたが、和声にはそのような概念はありません。コードに慣れ親しんでいると、和声がいったいどのような理屈で成り立っているのか、クラシック音楽がどのような理屈で作曲されているのか、なかなか理解できません。

 

クラシック音楽には明確なシステムがあって、作曲されています。そのシステム、仕組みが「和声」と呼ばれている作曲理論です。和声では、「和音の響き」について、クラシック音楽の仕組みについて、徹底的に学ぶことができます。

 

和音とは、「音符が、3つ以上重なったもの」のことをさします。お団子です。

 

 

和声では、この音符が3つ以上重なったお団子にはたくさんの響きがあって、その響き方について、進行の仕方について、学んでいくわけです。

 

和声では「禁則」といって、「和音の響き的に、やらない方がいいこと。美しくないこと」という規制が多くあります。「やってはいけないこと」ではありませんが、初学者の場合はひとまず「禁則」を学び、「禁則」を避けて学習・作曲することになります。それがまず難しいです!頭をかなり使います!

 

でも、きっと、音楽が好きなあなたなら楽しめるはず!

 

できれば、和声を学んで、クラシック音楽の作曲家の曲を、楽曲分析(アナリーゼ)できるようになった方がいいです。なぜなら、歴史的な作曲家によって、最低でも332年間も、音楽の可能性が追求され続けてきています。バッハが大好きだった「ルネサンス音楽」の「対位法」という技術を含めると400年以上の歴史になってきます。その研究結果を自分の作曲力に生かすことができるからです。

 

といっても、これからおすすめする本は、「古典和声」の本です。古典和声とは、バッハ(1685ー1750)から、ブラームス(1833ー1897)前後までに使われていた和声になります。

 

それ以降は、それまで「禁則」とされていたことがどんどん使われるようになって、やらない方がいいよと言われていたものがどんどん解禁されていきます。

 

それ以降は古典和声では解読できないことも多くなってくるようなので、ここからはポピュラー理論で楽曲分析をしていくことになります。ポピュラー理論を勉強することで、ブラームスより後の音楽家の理論を楽曲分析できやすくなりますので、ポピュラー理論を学ぶこともベストです。

 

じゃあ、最初からポピュラー理論だけでいいのではないか?と思われるかもしれませんが、のん!のん!のん!和声を学ぶことで、ブラームス前後以前の作曲家の楽曲分析ができるようになりますし、和音の響きに関して「美しいか、美しくないか」を学ぶことは今後の作曲の中で間違いなく生きてくると断言!お約束します!

 

ですから、どちらも学ぶのがベスト!

 

作曲の初心者におすすめの本はコレ!音楽の質が劇的に変わる「和声」17冊

 

これから和声の本のおすすめに入りますが、和声の本のおすすめはポピュラー理論の本に比べると多くなっています。これは和声はしっかりと課題を解くこと、訓練を必要とするからです。

 

和声 理論と実習 (1)通称:赤本

和声 理論と実習(2)通称:黄本

和声 理論と実習(3)通称:青本

総合和声 実技・分析・原理(4)

 

まず、この4冊を終わらせてください。これは芸大和声と呼ばれている本で、芸大の作曲科を受験するには必須の本になっています。

 

これらの本のメリットは「和声を体系的に学べるし、ここまで和声に関して詳しい本は他にない」ということになりますが、デメリットは「理屈でガチガチすぎて音楽的な響きに関することは無視する傾向にある」ということになります。

 

作曲をしようとした時に大切になるのは「音楽的な響き」ですので、それを無視して理屈でガチガチになるという意味でも「芸大和声を学ばない方がいい」という意見もあります。でも、それは学習者のさじ加減と柔軟性によるところです。理屈や本が悪いわけではなく、学習者のセンスによるところです。

 

ただし、堅いのは否めないのでそこでそれらを解消するために、芸大和声を学び終えた後、今度は、フランス和声の勉強に入ってください。これらを勉強すると、「理屈でガチガチなのではなく、もっと自由なのだ」ということを体験的に学べますそして、なにより美しい!と評判!こんな美しい響きが課題を解きながら完成するのか、と感動します。

 

芸大和声を学んだ次は、フランス和声を学ぶ

 

フランス和声で有名なのは、ポール・フォーシェアンリ・シャランになります。ポール・フォーシェは調べてみた限りだとなかなか手に入りにくいですが、アンリ・シャランならばわりかし手に入りやすいものになっています。下記のロケットミュージックで取り扱いがあります。

 

ロケットミュージック

 

こちらのロケットミュージックのサイトで、「アンリ・シャラン 380の和声課題集・バス課題とソプラノ課題」を選ばれてください。分冊されていて、10冊ほどあります。これだけでもボリューミーですが、作曲を本格的に勉強したい初心者の方はぜひ、がんばってくださいね!

 

さて、ここまでで、芸大和声を学習した後に、フランス和声をおすすめしました。

 

まず、芸大和声からおすすめしたのは、「和声を理屈を学ぶため」。それはガチガチではあるけれども、優良な理屈です。

 

その後に、フランス和声。(1)芸大和声、(2)フランス和声という順番でおすすめした理由は、「フランス和声(シャラン)は確かに響きの面では美しいが、フランス和声だけをやっていると理屈に甘くなる傾向がある」と言われているためです。

 

  1. 芸大和声は、理屈重視。しかし、設問が堅く、和音の響きを無視している傾向にある。
  2. フランス和声は、和音の響きを重視。しかし、理屈に甘くなる傾向がある。

 

こういう風に覚えてください。よって、両方やることで、「理屈」と「和音の響き」の両方を補うことができるわけです。理屈も大事!理屈を壊したりラフに捉えて美しい響きをつくっていくことも大事!どちらも大事!

 

下記の動画はフランス和声であるシャランの課題になります。youtubeに載っていたので貼り付けてみます。出題された課題を解くことで、このような曲が書けるようになります。

 

 

 

そして、これからご紹介するのが、フォーシェやシャランに実際に習った、弟子である矢代秋雄さんという日本の作曲家の和声集成です。こちらも学ばれてみてください。

 

矢代秋雄 和声集成(1)

矢代秋雄 和声集成(3)

 

(2)はどうやら現在では手に入りにくい状況となっているようですね。

 

そして、矢代さんの和声集成が終わったら、今度は矢代さんのお弟子さんである尾高惇忠さんの和声課題です。

 

尾高 惇忠 和声課題50選 著者レアリザシオン篇と課題篇

 

おつかれさまでした。これで17冊になります^^。

 

作曲の初心者よ!「あなたのオリジナリティーが溢れた曲」を書くためにゆけ!ココがスタート地点です!

 

ま、まじか!18冊、これめっちゃ多いじゃんか!と思いましたか?

 

作曲の勉強は、ここからがスタートです!これまでに学んだ作曲の理論、ポピュラー理論と和声を用いて、ここから、たくさんの作曲家の楽曲を楽曲分析してみてください!それぞれに個性があって楽しいですから!

 

好きな作曲家、アーティストの個性を思う存分、吸収して、力にしてください!

 

まとめ

では、ここまでの内容をまとめさせていただきます。

 

作曲の理論には大きく2つあると説明しました。

  1. ポピュラー理論
  2. 和声

この2つになります。

 

この2つにはそれぞれおすすめの本があり、紹介しました。

 

ポピュラー理論のおすすめの本は、

  1. 作曲基礎理論 ー専門学校のカリキュラムに基づいてー

こちらの1冊になります。

 

和声のおすすめの本は、

  1. 和声 理論と実習 3冊
  2. 和声 実技・分析・原理 1冊
  3. アンリ・シャランの和声課題集 10冊
  4. 矢代秋雄の和声集成 2冊
  5. 尾高惇忠の和声課題集 1冊

和声課題は、合計17冊になります。

 

ポピュラー理論と合わせて18冊になります。この18冊を勉強すれば、初心者は脱却したも同然です!

 

本気でしっかりやれば、音楽の質が劇的に変わります!まじで!

 

作曲の勉強、一緒にがんばりましょうね!