「うつ病を克服できない」と苦しんでいるあなたへの実践付きメッセージ

こんにちは!まさゆきです(^ ^)

ぼくは、16歳から19歳まで、うつ病でした。

それは診断されていた期間で、中学校もほぼ保健室登校だったので、診断されていない期間もうつ傾向にありました。

「19歳までうつ病だった」というのも、診断されて治ったわけではなく、勝手に投薬をやめて以降、診断を受けていません。

あまり良くないことなのかなって思いますけど、このまま薬に頼った生活は嫌だなあって思ったんですね。

ぼくは医療関係者じゃないので、治る治らないとは言えませんが、今はわりと幸せに生活しています。

悩みはその都度ありますから、悩まなくなった、苦しまなくなった、というわけではないんですけどね(^ ^)

25歳くらいまで定期的に訪れていた自殺願望も、もうほとんど顔を出しませんし、当時の苦しみや憂鬱さに比べたら、わりと幸せに安心して生活していますので、それは克服と言っても差し支えないんじゃないかな、と思います。

今日は、「うつ病が克服できない」と苦しんでいる人に向けてのメッセージを書いてみます。

結論

内面、または精神面が変化する時は、「自己否定」よりも、「自己受容」の方がはるかにダイナミックに、優しく変化します。

これは本当に大きなポイントなので、この違いをしっかりと理解するだけでも、克服しやすくなります。

「自己否定」と「自己受容」の違い

自己否定

自己否定というのは、これじゃダメなんだ!だからこうしなければいけないんだ!というやり方です。

自己否定は責めていて、攻撃しています。これは戦いです。

そして、内面的に起こっていることから逃げています。

自己受容

自己受容というのは、今のまま、そのままを認めて、今のままでも構わないのだ、とホッとし、受容することです。

自己受容は認めていて、寄り添っています。

ここに「戦うこと」と「逃げること」は含まれていません。

[aside type=”warning”]この「逃げている」というニュアンスは非常に繊細なニュアンスです。

うつ病に至るまで悩んでしまっている人は、物理的には逃げることが大切な場合があります。具体的にいうと、あなたに対して暴言を吐きまくったり、暴力を振るう人からは離れた場所で、静養することが大切になってくるのです。

ただし、物理的に環境を変えたとしても、あなたの内に起こっている精神的なものは変わらず、そのままの場合があります。そこからはどんなに環境を変えたとしても、逃げることはできません。

ここでいう「戦っている」「逃げている」という表現は、あなたの内で認められずにいることを避けて逃げたり、「認められない自分」や「起こっていること」を攻撃したり責めたりすることを指しています。[/aside]

本当に起こっていることを認められずに、「戦っている」「逃げている」とはどういうことなのかは、この記事で詳しく解説しています。

うつ病の前にある「うつ傾向」

実際にうつ病になってみて自己分析して思うのは、うつ病になるのは、その手前に必ず「うつ傾向」というものがあります。

「うつ傾向」の大きなものの一つに、「自己否定がガッツリ癖になっている」というのがあります。

自己否定がガッツリ癖になっている原因

「自己否定がガッツリ癖になっている」原因は、

(1)生まれた環境で否定されて育ってきたから自己否定することが当たり前になっている場合

(2)「誰にも言っちゃいけない」と思ってる秘密があったりする場合

この二つから始まります。

それらがあると、常に絶え間なく自己否定が頭の中で響いていて、それがやがて、精神に支障をきたします。

この癖をゆっくりでいいので溶かしていくだけでも、うつ傾向が緩和されていって、うつ病を克服しやすくなります。

ガッツリ癖になっている自己否定を緩和し、自己受容しやすくなる方法

1、深呼吸に慣れていこう。

悩みに没頭しやすい人は、呼吸が浅い傾向にあります。

呼吸が浅いと、思考に入りやすくなり、結果的にグルグルとネガティブなことを考え続けてしまいます。

そのグルグルとネガティブなことを考え続けるループが、溜まりに溜まって精神に支障を来たします。

なので、普段から深呼吸を意識するようにしてみてください。

お腹で感じるようになってくると、起こっていることについて「考えることに逃げる」のではなく、そのまんまにして感じやすくなってきます。

感じやすくなってくることが、自己受容し、起こっていることが溶ける上で大切です。

より深い深呼吸の話

さらに、深いところで話すと、体は微細なところで深呼吸が起こっています。

その「体に本来起こっている深呼吸」に同調できるようになると、より自己受容が楽になります。

実は、人為的に意識的に「する」深呼吸では、より深い呼吸には達することができません。

これは言葉で説明するのは難しく、実際に体験していただかないとわからないかもしれません。

ただし、意識的に「する」深呼吸でも、慢性的に息が浅いよりは良いと思うので、深呼吸を意識してみてください。

2、周囲に鳴っている音を聴いてみよう。

思考に没頭して、グルグルとネガティブなことを考えている時には、ほぼ間違いなく、周囲の音を聞けていません。

鳴っているはずの音を遮断しています。

グルグルとネガティブなことにはまっているなと気づいた時には、立ち止まって、周囲でどんな音が鳴っているのか、耳をすませてみてくださいね。

3、周囲に鳴っている音ではない空間を聴いてみよう。

これは2の応用なんですが、音を聞いている時に、音と音の間の空白がありますよね。

今度は音ではなく、そちらに耳をすませてください。

4、あなたのことを否定し続ける人から離れよう。

これも大事なことです。

あなたを否定し続ける人から離れることです。

自己否定ががっつり癖になっている人の場合、「自分のことを否定する誰かを傍におくことで、自己否定することに成功している」という場合が、多々あります。

「その人は自分のためを思って言ってくれているのだから」と信じて疑わない場合は危険だったりします。

本当にあなたのことを大切に想っていてくれる人は、暴言を吐いたり、暴力を振るったり、過度の否定はしません。

信頼に値しない人を信頼する傾向にある場合もあり、そのあたりをしっかりと自覚していくことも大切です。

5、「悩みは悩みのままで、苦しみは苦しみのままでも大丈夫」という存在の仕方をマスターしよう。

この5番をマスターすると、人生全般で、ものすごく楽になります。

悩みは悩みのままで、苦しみは苦しみのままで置いておけるようになると、悩みが悩みでなくなり、苦しみが苦しみでなくなったりします。

悩むのは、悩みを悩みのままで置いておけず、その場でリラックスしていられないから、です。

苦しむのは、苦しみを苦しみのままで置いておけず、その場でリラックスしていられないから、です。

実は、「悩み」や「苦しみ」という状態と、リラックスしていることは共存できます。

なぜなら、真のリラックスはそれらの「状態」には一切左右されないから、です。

悩んでいる時は、思いっきり悩んでも大丈夫です。

苦しい時は、思いっきり苦しみましょう。

泣きに泣くまくっても平気ですから。

そうしたら、それがそのままできるようになったら、「体がそのように反応しているだけなんだな」と、冷静に見ていられるようになります。

そうなってくると、体がどのように反応していても、リラックスしていられるようになります。

実際に起こっているネガティブな感じを否定した上でポジティブに振舞うのは、結果的にネガティブがさらに抑圧されてしまうことになるので、おすすめしません。

病んでいる時は、安心して、病みましょう。悩んでいる時は、安心して、悩みましょう。苦しんでいる時は、安心して、苦しみましょう。悲しい時は、安心して、悲しみましょう。

言葉はおかしいかもしれませんが、それがうつ病に限らず、いろんなことを優しくダイナミックに克服し、自己受容していく上で大切なことなんです。

6、体をリラックスさせる為のマッサージなどを受けてみよう。

ぼくも含めて、ぼくが今まで会ってきたうつ病の人も含めて、この経験が圧倒的に足りないんじゃないかなと思う経験があります。

それは、誰かに労ってもらったり、自分を労わる時間を持つという経験です。

これは、どんな時でもリラックスしていられる体づくりをする上でも大切です。

マッサージを受けるっていうのは、自分の体に対してお金を払うことも自分に対しての労わりですし、マッサージをしてもらうこと自体も労わりですから、二重三重に良いことです。

嫌な経験やトラウマが体に「凝り固まった形」として染み付いていると、ふとしたきっかけで、それがフラッシュバックします。

フラッシュバックすることで、またグルグルと悩み続けるスパイラルにはまっていきます。

うつ病の人の場合、もう既に、絶え間なくフラッシュバックしている可能性が高いです。

その状態が当たり前になっているのです。

これは本当にしんどいです!

体をほぐすことは、「凝り固まった形」をほぐすことであり、トラウマスイッチの発動を緩和させることもできます。

ですから、マッサージや、体のケアを受ける時間を持つことは、二重三重に良いことです。

ポイント

ここでポイントは、言葉によって思考によって「言い聞かせる」ことが含まれていない、という点です。

「このままで良い」とか「大丈夫」と言葉で言い聞かせることは、すこし的を外すと、自己否定に繋がるので、おすすめしません。

本当に真に「このままで良い」と感じている時、「このままで良い」という思考は起こってきません。「このままでいい」も、「このままでよくない」も、考えたりしないのです。

ここ、めちゃくちゃ大事です!

「このままでいいんだ」「このままでいいんだ」と再三にわたって言い聞かせることは、自己否定であり、自己正当化です。本当に起こっていることを感じることから逃げています。

[aside type=”normal”]自己正当化については、こちらの記事で詳しく説明しています。[/aside]

「大丈夫」と言い聞かせることもまったく同じです。

本当に「このままでいい」「大丈夫」と腑に落ちている時は、言葉を超えて、安心しているのです。

 

まとめ

実は、今回の記事は、ぼくがうつ病だった時に、こんなメッセージをくれる人がいたらよかったな、嬉しかったな、もっとはやく治っただろうな、ということを書いてみました。

うつ病を克服するきっかけとなるのは、自己受容にあります。

自己受容と自己否定の違いをしっかりと認識することも大切です。

自己受容のきっかけになれば、嬉しいです(^^)